会社の窓から見える風景。

青い夏空にそびえる建築中の高層ビル群。道路を隔てて少し離れて見えていた鉄筋の枠がいつの間にかまじかに迫り、着々と工事が進んでいるのがわかる。

２０１３年に完成予定の高層ビルは、完成を目指し日々進んでいる・・・。

一方で、東北の被災地では、仮説住宅の建設も遅々として進まず、避難所生活を続けている人々が居る・・・。

同じ空の下なのに・・・。

タイムラグはあっても、夜は明け、そして暮れていく。
山の上に見る空の広さは、雄大で私たち人間を包み込む。

ビルの谷間に見る空は、どこか無機質で、ビルの正確な寸法とおりに切り取られたような空。そこからは、優しさは伝わってはこない。

同じ空なのに・・・。

ついこの間まで、どこの空も同じ空、都会にだって、本当の空はある！！
なんて力説してたのに、次々と高い建物がたち、隙間からか今見る空が多くなった時、ふと圧迫感を感じて、思ったこと・・・。

また、自分の心にやっぱり同じ「空」じゃんッて思える日を待って・・・。