17年ぶりに消費税が4月1日から、5%から8%に上がった。

「えっ？」私は、学校で納得できない気分になりました。

授業料に消費税がかかるのか？

学校事務員から、入学手続きの際、授業を追加した時の、増税前と増税後の金額変更の説明を受けた事を思い出した。

自分で授業料を払うようになり、納税の実感を強く感じた瞬間だった。

クラスメイトには、いろんな方がいた。

同じ国の府民市民でありながら、8%の消費税を痛くも痒くもない正社員の富裕層と実家暮らしの無職層、スーパーのタイムセールス品をあさるほかない派遣社員・非正規社員・パート・アルバイトの低所得者層では、住んでいる世界がどれほど違うことか。

住む世界が離れすぎると、お互いに相手の世界が自分の視野に入らなくなる。

視野に入らないは存在しないのと同じで、存在しないものについては、考えること意識することもない。

私は消費税8%のおかげで、歪んだ社会階層を感じた。　こうした社会階層が社会に受容され、やがて慣れに変わったときに貧困の風景であると思う。

とはいえ、これから日本は少子高齢化と人口減少に歯止めなく進んでいき、先々さらなる増税があり、税負担が軽くなることはない。

来年10月に10%に増税されること想定して、4月以降、今まで それほど気にしていなかったレシートを、しっかり見て税金の使い途は適正だろうか、と日々考え勉強しようと思う。