数年前から「パンブーム」と言われる流行が続いています。

昔から食べられているパン、進化したパン、健康を意識した素材にこだわったパン。こんなパンがあったら、またこのパンのおいしさをみんなに知ってほしいという、小さい頃から食して来た人たちが販売する側になったこともブームが続いていることの要因のひとつかもしれませんね。

私の住んでいる高槻にも、ブームの中で注目されているコッペパンの専門店があります。百貨店などにもイベント内で限定販売もされたことがあるそうで、バリエーションの多さと何よりおいしさで人気のお店、その2号店がJRの駅近に今年の夏にオープンしました。グルメ雑誌や、人気のブロガーの手によって紹介された本店は、阪急側なので知ってはいてもなかなか買いに行けなかった私は、心で諸手をあげました。

私は、パンが大好きだったし、このパンは絶対美味しいと思ったからです。

大好きだった…

今は、体質上食べることができないという事実があります。でもなんとか自分の味覚の記憶を確認したい、そう思いをだいてしまうほどおいしそうなパンなのです。会社の帰り道、横目で見ながらお店のまえを通っていましたが、そうだ！同居人に食べてもらえば良いのだっ！味覚は共有出来る部分が結構あったから。

そして、いよいよそれを実行しました。購入したのは、野菜を挟んだパンとピーナッツバターとマーガリンを挟んだパン2種類。テープルにおいて眺めてみる、特に野菜を挟んだパンのボリュームは、すごい！

あまりしてはいけないことですが、包んであるラップの上から指で押してみる…。カリッとした表面から中のフワッとしたやわらかさを感じました。あとは、眺めながら同居人のかえりを待ちました。

事情を話して、さぁ、食して下さいっ！とお願いしました。

ん〜っ、うまい！

待ってた言葉でした。十数分で食べ終え、パン自体がうまいわと思った通りの感想が聞けました。自分で選んだものをおいしいと言ってくれたことにうれしさを感じたひとときでした。

もし、よければ、みなさんにも食べてほしいなと思いました。盛岡にある老舗パン屋の直伝の味、「ゆうきぱん」のコッペパンです。