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Windows7

Windows7のリリース日である10月22日が、だんだん近づいてきました。

マイクロソフト社の発表しているベンチマークテストの結果によれば、CPUがCore2 Duo/2.4GHz、メモリが2Gバイトのマシンで、起動時間はWindows7が29.19秒、Windows XPが32.93秒、Windows Vistaが40.17秒とのこと。同社によれば、Windows7は、速さも含めあらゆる点でVistaより優れているのことです。

ユーザーアカウントコントロールを新装したVistaにおいて、XPから根本的に改良されたというセキュリティ機能はVista同等に高く、高性能コンピュータでなくても動作し、インタフェースも改善され使いやすくなっていることで、そして何より、企業にとって最も魅力的なことは、『WindowsXPモード』を備えているとのことです。

Windows7のXPモードは、Windows7内の仮想マシンで仮想のWindows XP Service Pack/SP3を走らせるというものだそうで、デスクトップとスタートメニューをWindows7と共有し、XPにインストールされたアプリケーションは、Windows7のデスクトップにも表示され簡単にアクセスできるように設計されているとのことです。

「Windows XPの人気が根強いことは、マイクロソフトも承知しています。Windows XP ご使用のお客様から、長年にわたりそのようなご意見をいただいています。」…と、マイクロソフト社はホームページにそうコメントしています。

それほど、Windows Vistaの評判は良くありませんでした。Windows Vistaの販売から2年半経つ今でも、Vistaの代わりにXPを使うダウングレード権を行使する数も多く、Windows XP搭載パソコンは販売され続け、Macへの転向も増え、弊社もそうですが多くの企業がVistaに乗り替えを躊躇しました。

そもそもVistaが出た当初、ソフトもハードも互換性がありませんでした。周辺機器・ソフトの対応も遅かったため、企業にとって、そのための新たな設備投資は受け入れられるものではありません。結果、根強いXP人気に、Home Editionではありますが、XPのメインストリームサポート期間が延長され、Professional版と同じ2014年までとされるに至ったことは周知のことです。

マイクロソフト社のホームページによれば、ユーザーの声を反映し、Windows7は以下のような特徴を持つとのことです。
1.Windowsサーチなどで毎日の作業をシンプルにする。
2.スリープ・再開機能の高速化など優れた操作性。
3.ネットワークやタッチパネルという新機能の充実。

シンプルで軽快で新しい便利な機能があるということ、そして仮想マシン上ですがXPも動くということで、大きく期待を寄せるものですが、いずれにせよ、やはりXPからVistaへの移行時のトラウマが残る身としては、今使用のパソコンの耐久性・交換時期、XPのサポート期間、設備投資可能かどうかの景気動向、利益の状況、そしてやはりWindows7の評判をしばらくじっくり見守りながら、社内のパソコン政策を検討していくことになるのでしょうか。 はて、皆様はいかに?

2009/08/30