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ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

幕末の志士 「ならぬものはならぬものです」

今年の会津は、春先気温の変化が厳しく、桜の開花もだいぶ遅れていたようですが、のちに白虎隊となる面々も、百数十年前、残雪の間から覗くふきのとうの芽吹いた道を「日新館」にむかい強い気持ちで入学したのでしょうか・・・。

藩校日新館は、当時人材の育成の為に建立され、神道・和学・天文・医学・数学から音楽に相当する雅学まであったようです。しかし、悲しいかな当時の武士たちには、必要のないものとされていたようです。きっとここが、坂本さんたちとのちがいなのでしょう・・・。
あたらしいものを臆せず取り入れるチャレンジ精神は少なかったのかもしれません。

武道の選択もしかりで、上級武士は、いわゆる鉄砲や大砲は、指揮はしても自分で持つことは、卑怯な事と考えられていたようです。

そして、タイトルにも書いた「ならぬものはならぬものです」この一節は、武士の家に生まれた子供が6歳の時に習う言葉なのです。

人材を育成する学校として、そこに入る前、人としてどうあるべきかを繰り返し教えられた武士の卵たちの精神は、哀れな程まっすぐできれいだったのだろうと思います・・・。

今、ニュースで色々な事件が報道され理不尽な理由がそのまま流されてます。

そんな時、私は、いつも思うのです。

「ならぬものはならぬものです」と!!

(参考資料:現代書館 シリーズ藩物語「会津藩」)

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2010/05/15 posted by