ここは、毎日睡眠時間よりも長く過ごす指定席。
4台プラス背後にある２台が、基本の守備範囲。

９時に始まるやいなや、にぎやかにリンリン鳴る日もあれば、静かな始まりの日もある。

けれど「今日は静かだね。」は禁句。　不思議なことに、口にしたら、にぎやかになってくる。　まんべんなく鳴るはずもなく、集中して赤ランプがたくさん点いて、てんてこ舞いになる時もある。

“忙しい時ほど落ち着いて・・・”そう言い聞かせながら奮闘することになる。

メンバーとの連携も重要になってくる。

ほどほどの忙しさなら、その連携プレイに心地よさを覚える。

電話では、顔の表情もジェスチャーもなく、トークもヒアリングも難しいと感じる事も多い。
けれど、打ち解けたようにお話が出来た時や、「ありがとう」と言われた時は、とても嬉しく思う。

以前、「どうしても私にはわかりません。」と後輩からヘルプ要請があった。
英語か？はたまた中国語か？

「お電話代わりました。」・・・聞こえてくるのは日本語。
ただしテレビでしか聞いたことのない独特のイントネーションの日本語。

隣には後輩が、無事にヒアリングが出来るのか心配な面持ちで張り付いている。
そこは、勘と想像力と漢字を駆使しての誘導作戦とあいなり・・・

もちろんお客さまからの相槌は、「んだ。んだ。」
後輩からは、羨望のまなざしを向けられ、終わってみれば楽しい会話だった。

様々な職種の様々な方との会話に、慣れることも飽きることもない。
日々、ドキドキして、課題があって、発見がある。

さわやかにお話しようと思うと口角が上がり、笑顔になる。
そうして笑顔になれるところが、この仕事の一番好きなところかも・・・

お客様にも笑顔になっていただけるように、
“一本の電話に心を込めて”
来週も頑張ろう！！！