新しい年になり皆さんどんな年にしたいか等、年頭にお考えになられましたか？
よい年にと、お参りの際には、御祈祷をされたりお賽銭をし、手をあわせられた方も多いと思います。

私もおみくじをひいたりして、数人で確認をし合い、大吉、吉、中吉、半吉、末吉、凶とバラエティーに富んでいてどれがどう違うのかよくわらないものもあるなあ・・・と首をかしげつつ境内の縄に結えながら、やはりいい年になりますようにと今年もお祈りをしました。

絵馬等にはそれぞれの願い事などを書き奉納されていて、皆さん『家内安全』『合格祈願』なかには『宝くじが当たりますように』といったような事も書かれていたりします。

ですが幸福学なるものの調査では、お金がある事と幸せとはイコールではない、又は幸運も幸せとイコールではないという結果が出ているそうです。

確かに大富豪がゆえに人を信じられなくなったり、自分が亡くなった後の財産の心配がある等といった、お金がある為の悩みがある方もおられる事でしょう。

反対にそんなにお金がない事などあまり頓着がなく、特に不自由も感じないという方もおられます。幸運もしかり、困難が多いほどやりがいがあると感じられる方も。しかし頭では解かっていても、平常は、ほとんどの人が幸運を祈り財運を願う事が多いでしょう。

元来、祈りというものは世界人類の平和や、家族隣人等の健康を願うものであったでしょうし、私利私欲の祈りでは祈りではなく欲望となってしまいそうです。

いずれにせよ、幸せは、個人の心のみぞ知るといったところでしょうか。

今年のGNH（国民総幸福量）の我が国のランキングは何位になるのでしょうか。

皆さんのGNHはどのような内容ですか？日頃、お忙しい方が多いと思います。
1度改めてお考えになってみるのもいいかもしれませんね。