フリーダイヤル 0120-110-990
  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 企業情報
  4. 業務案内
  5. お問い合わせ
  6. 個人情報保護方針
  7. スタッフ募集

ニュース

ティータイム

ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

2017年 秋

1696

雨続きの週末からやっと解放されて、散策に行ってきました。京阪電車の1日乗り放題チケットを購入し、伏見稲荷を目指しました。初めてです。

外国の人に大人気のスポットで、混雑すると聞き早く出かけたつもりでしたが、到着したら9時でした。花火屋の屋号の由縁となった、玉と破魔矢をくわえた狐のお出迎えです。すぐに、朱塗りの鳥居のトンネルがありました。

入口近くは、多くの人でにぎわっていましたが、進むにつれて少しずつばらけて、鳥居の間から差し込む木漏れ日を柔らかく感じるようになりました。中国語、韓国語、フランス語、英語、聞こえてくる9割は外国語です。

英語で話しかけられます。半袖のイケメンさわやか男子には、写真を撮ってと、鳥居をバックにナルシスとに決めたポーズを、ワンスモアと、何度か・・・ こんなに、英語があふれているのに、生粋の日本語オンリーの私に聞くなんてと思いましたが、日本人とのコミュニケーションを楽しみたいのでしょうか。

1697

人がまばらになり、口数もすくなくなり、かなりの汗が流れ、スタートから、約1時間半。ようやく頂上にたどり着きました。何があるわけでもない場所で息を整え、達成感を味わう雰囲気もなくすぐに下り始めました。上って来る人とすれ違います。子どもをおぶったり抱っこしての人や、泣きながらも自分の足で登って来る男の子もいます。「あと少しだよ」と声をかけました。

上りとは違って、ご神水でゆでた玉子を食べ、アイスクリームを食べ、景色を眺め、写真を撮りながら下りてきました。駅の近くで、おいなりさんを買ってベンチでいただきました。きつね→お揚げ→おいなりさんという事だけなのかフツーのおいなりさんでした。

1698

マップを見て、次に選んだのは、八幡市駅。

乗り放題に含まれているケーブルに乗りたくて、降り立ちました。わずか3分の乗車時間でしたが、眼下に町を見下ろしながら気持ちがいいものでした。石清水八幡宮には、七五三詣りのおめかしした子どもたちがたくさんいましたが、今にも降り出しそうに暗くなってきて、とにかく風が強くていたたまれず、すぐに下山してきました。

このまま宇治まで足をのばすかとも思いましたが、怪しい雲行きに、折り返すことにしました。伏見桃山に降り立つと、すぐに商店街がありました。体が冷えたこともあり、ゆっくり座りたいと思い、横道に見えた看板のお店に入ってみました。壁にズラリとおしゃれな日本酒の瓶がレイアウトされ、ジャズが流れています。こぎれいな屋台が集まっているかのような雰囲気で、お寿司や、ラーメンや、粉もん、酒の肴などおいしそうな匂いがプンプンしています。ラーメンを選びましたが、酒粕ラーメンなるものは、蔵元も選べるようになっていたり、とにかく日本酒を楽しむ趣向のお店でした。

1699

満足して、お店を出て気の向くままに散策開始。しばらく行くと、龍馬通りなる小さな石畳。小さな小さな団子やさんがありました。温かいほうじ茶付の茶団子を頼むと、「狭いですけど、中でお召し上がりいただけますよ」

中には、先客ありでした。

「たったお一人で、マレーシアからいらしたお嬢さんなのですよ」

「お一人で?へぇ~そうなんですね。」

そこで引っ込んだ女将が再び現れて

「英語は話せるそうですよ。」

「いやいや、私たちが話せませ~ん。」

英語に絡まれた?楽しい1日でした。

伏見桃山には、24もの酒蔵・蔵元があり、しかも近距離に点在していて、巡りやすい様子です。私は、全く飲めないので、1か所だけ。子どもの頃に流れていた懐かしいCMを見たり、ホカホカの酒まんじゅうを食べたり、発売したての新しい酒粕をお土産に買ったりしました。

その近くに、寺田屋がありました。

小さな宿でしたが、おりょうが襲撃の気配を感じたお風呂や、急を知らせるために駆け上がった階段。刀傷や弾痕などもあり、大河ドラマで見たことが、本当にここであったのだと生々しく感じました。

1700

翌々週には、紅葉を求めて私市へ。

思い立って、午後からの出発になりましたが、星のブランコ目指して山を登り始めました。台風の影響による倒木があちこちにあり、通行止めもありましたが、たくさんの小径があり、進むにつれて、彩が深まっていく様子がとても美しく、目に映りました。

あと少しの所で、分岐点。左は、なだらかだけど所要時間25分。右は急な上りの階段だけど所要時間15分。スタートが遅かったので、チャレンジャーになるしかなく、右の道を選びましたが、親子三代のうち、三代目は涼しい顔でしたが、一代目、二代目は心臓がバクバク、膝はガクガク。大変でした。一代目に至っては、どこでどう勘違いしたのか、星のフラメンコと思っていたらしく、いったい何があるのかわからぬままの苦行だったようで大笑い。

日本最大級のつり橋は、高く、長く、歩いてきた森が足元に広がっています。真っ赤なじゅうたんかなと思いましたが、少し早かったようです。それでも、ヤッホーと叫びたくなるような爽快感で満たされました。頂上は、さらにもう少し先でしたが、行ってみて良かったです。先日の、男山から京都タワー、ポンポン山に、妙見山まできれいに見えて絶景でした。

今年は、色々と楽しめた秋でした。

2017/12/02 posted by ピアノフォルテ