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ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

さくら

1770

北から南まで、1年中どこかで見られるという桜。
今年は例年より早く、満開を迎えました。

京都の八幡の美しい写真が送られてきました。
満開で、それはそれは美しかったようです。

1771その週末、夙川沿いの桜を見に行きました。電車が近づくにつれ、それらしき人が増えてきました。初めて降り立った駅でしたが、迷うこともなく人波に付いていくとすぐに桜が見えてきました。

とても暑い日で、水辺では子どもたちがはしゃいでいます。たくさんの人と、砂ぼこりで、隣の人は期待にはずれた面持ち。

けれど、私はある人を思い浮かべていました。

この近くにお住まいで、毎月弊社の貸しデスクで経理のお仕事をされるお客様がいらっしゃいました。お越しになる日に、机にご挨拶のメモを置いたことが、いつのまにか恒例になり、季節のこと、日常のこと、ほんのささいなことを一筆箋に書かせていただくようになりました。

1772そんなある日、電話代行の業務中に、私はミスをしました。今以上に未熟な9年ほど前のことでした。お詫びを言うばかりの私に、「そんなに気にせんでもええ。笑いなはれ。」そのお言葉に救われ、また戒めとなって私の心に今でも響いています。いつも笑顔でユーモアたっぷりにお話ししてくださるかたでした。

桜を見ると、幸せな気持ちで満たされるだけでなく、なぜか会えなくなった人たちを思い出します。出会いと別れの頃に、美しく艶やかに咲き乱れ、一瞬で散っていくその様子は、潔くもあり、はかなくも感じるからでしょうか。

地元に戻ると、桜まつりの初日で屋台が出ていました。

来年もここ数年のように、悲しみではなく穏やかな思い出に包まれて桜をみることが出来ますように・・・

1773

2018/04/28 posted by ピアノフォルテ