道頓堀川万灯祭２０２５の風景。この時期はお盆休みと相まって各所で多くの行事が行われます。大阪で行事と言えば、今はＥＸＰＯ２０２５大阪・関西万博。弊社スタッフの中には何度も訪問体験している人がいるのですが、ただし混雑と４０℃近くの高気温のせいで、どうも私は躊躇して足が向きません。もっぱらYouTubeや雑誌等で楽しむと決め込んでいます。

今年は昭和１００年にあたり、かつ８月１５日は終戦から８０年という節目の日でした。各地で式典が催され戦没者の追悼と平和の祈りに包まれました。お盆と終戦記念日はたまたま重なっただけだそうですが、私も子供の頃から、大人たちに倣い、ご先祖や故人を偲び供養する行事として自然と受け入れていました。

この時期は夏祭りの集中する季節でもあります。元来はお盆や暑さ克服への祈りを由来としているのでしょうが、人々の楽しみ活力ともなり、各地で特色ある夏祭イベントが開催されます。この道頓堀イベントもまた『万灯祭』と名付けられています。世界からの万博客らしき人々も多く笑顔でこれを楽しんでいました。その中にいると『平和』がつくづく感じられます。終わらない戦争の悲惨なニュースが日々飛び込んでくる今だからこそ、『平和』のありがたさが一層身に沁みます。

盂蘭盆会に先祖・故人供養、合掌礼拝、終戦８０年を迎え追悼鎮魂、不戦決意、平和祈念、語り継ぐ大切さ、夏祭りに疫病退散、豊作祈願、地域結束、情熱燃焼、大阪万博に人的交流、文化理解、対話外交、世界平和、特区民泊問題、オーバーツーリズム、４０℃超えの地球温暖化、環境破壊、線状降水帯、大雨洪水、大規模地震、火山噴火、また感染症流行、地球共同体であるはずなのに、米国の関税影響、株価乱調、円安進行、物価上昇、政情不安、政治混乱、自国第一主義、弱肉強食、世界秩序の危機、少子高齢化、人材不足 …ありとあらゆる交錯が広がりと深さもさまざまに。

万博の影響でしょうか、難波の歩道には多国語で道案内の光が。暗い初めての街で迷う人にとって、とても助かります。