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ティータイム

ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

テラスにて

暑い夏がやっと来たけれど、
336花火の音も聞かずに、
フレンチのダイニングに直行。

トライしたいアラカルトが
次々と目に入っても、
庭園と南の夜空を見ながら
プリフィクスをオーダー。

手のひらに包めるくらいの
小さなムースがやってくる。

337今日の出来事を少し話し、
玄米パンに手をのばす。

自分は、鴨の炙りにパッションフルーツの
ソースだったように思うが、
確か緑色の型抜きを取り巻く
ベジのひと皿で、それだけが
違っていたらしい。

話はくるくると変わり、そのたびに
杯の半分を空けた。

答えを探しながら、
100%カカオのチョコのような、
ひな鶏とフォアグラとの間に挟まった
トリュフだけをピックアップしながら
ペースを保って口へ運んだが、
添えられた米は、少し香りが強すぎた。

香りを撒きながら注がれる途中
一瞬、海底のように
フルートの中の金色のうねりが
深く静止する。

ミルフィーユのバニラソースは
バナナキャラメリゼと
全くもって対等だ。

南国のコンビが
口の中へ消えた途端に、
セーラとベッキーのテーブルは
後方へと流れ去った。

選んだものが、同じだった訳だ。

2009/08/22 posted by Schizoid