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ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花

太陽が一番高い位置にあり、そして湿気の高い昼間、「暑っついなぁ~」と心でつぶやき、顔をしかめながらふとビルのウィンドウに移った自分に気がついた。

なんて、だらしない立ち姿! 腕は重力に逆らうこともせずだらっとのばし、寒くもないのに背中が丸くなっている・・・

最低!! そんな自分に『しゃっきっとしなさい』と喝を入れてみた。

そして、思いついた。 美しい立ち居振る舞いのできる女のひとを古来江戸時代より、「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」 いろいろ諸説もあり、使い方も人それぞれで、合っているのか間違っているのか判断はできないけれど、その花の存在感、華やかさ、凛とした中にもたおやかで優美な姿・・・。

女性を花にたとえることは今でも多い。
「ひまわりのように元気な女性」
「薔薇のように華やかでそれでいて、その茎のとげが、いたずら心で近づく人は、寄せ付けない女性」
等々・・・。

以前、山の中にひっそりと、しかし芯をもって咲いている1輪の彼岸花の写真をいただいたことがある。 なぜか、その孤独さにひかれたのか、自分自身を投影し、すっかり気に入って携帯の待受画像にしている。

そう、私は、華やかさや可愛らしさを感じる花ではなく、まさに「歩く姿は百合の花」の百合のようにここに存在したいと思う。 憧れは、いいじゃん!今の自分から遠ざかっていたってさ!!

その百合の花は、ちょうど今頃咲く花で、ごつごつした岩の丘の斜面のそのすきまに生える雑草の中に、点々と咲く白い百合・・・

その姿を頭に描きながら、すっと背筋をのばしてみた。

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2012/07/14 posted by R